直截の時間(募集中)

気ままに書きます。勉学(課題の超過)によって停滞する可能性あり、タイトルは募集中だし良いのがあれば変える。

2023/10/09

戦争か、あるいはそうでない戦闘行為か、国家として承認されていない側としてはどちらでもいいが、陰鬱な話が続く。

 

検索避けのために名前は出さないが、大学では当該地域の研究については日本でもトップの方の授業を3年ほど受けていた。ゼミなどではなくあくまでも語学ではあったが、パレスチナ側のゲリラ兵として従軍して勾留された経験のある女性の方の講演を聞いたことがある。「「ペンは剣よりも強し」というが、極限状態では「剣はペンよりも強し」になる」という旨の話をしていたのが印象に強い。

他にも『パラダイス・ナウ』という戦闘地域で撮られた自爆テロを志す兄弟の映画を教えてもらうなど、恐れ多くも今の自分に至る薫陶は受けている。もうすぐその方の本を読もうと思っていただけに、嫌なタイミングの被り方だ。

 

文化オタクには文化オタクなりのやり方しかできないので、おすすめの作品を紹介する。先述の『パラダイス・ナウ』もだが、同監督の次作である『オマールの壁』も、生まれ育ちの境遇だけで日常が命懸けになる不条理さに着眼点があり、銃後という概念は帝国主義的立場に付与される権利ではないかとさえ思える。

映画『判決、ふたつの希望』はパレスチナ難民とレバノン人がちょっとした口論から裁判沙汰になり、次第にマスコミによって民族間の衝突を代表する事案に発展するという話。

ホロコーストはあったかという歴史学者間の論争がこれも裁判沙汰になった実話を元にした映画『否定と肯定』。見たいものを人は見る。今後の報道の見方の一つの指針になりうる。

 

文学面はからっきしなので、なし。

 

正直ニュースを見るだけでも復職のための気力が削られてしまうため、極力情報は絞ろうとは思うが、書き出さない限りは溜め込んでしまうであろうから、こんなふうに。

 

彼女からは音沙汰なく、寂しい三連休。

フェミニズム関連の本でもそのうち紹介していこうか。